地域活性において昔から言われているキーワードがありますよそ者、若者、バカ者。
地域の中における無鉄砲ながらも地域愛だけで動くバカ者。
それに憧れ、新しい仕組みを作りたいという若者。
地域の外から新しい、違う視点でのアイディアを持ち込むよそ者。
この3者があつまると変わると言われてきました。
実際に明治維新などでも黒船というよそ者がきて、吉田松陰などのバカ者がいて、龍馬たち若者が躍動して時代は変わったと言われています。
今、地域が面白い。
これまで大企業や都市での仕事を通して培った専門性や、マーケティングの経験、ITのスキルなど、実は地域で求められている役割がいっぱいあります。
コロナ前とは違い、テレワークや二拠点などもできるようになった今だからこそ、自身の経験や能力を地域で生かせる時代がやってきています。
今回、地域編の第1弾として行うのは、南の島・宮古島。
人口6万人ほどのこの島に、国際空港もできたことで、アジアからの旅行客も増え、年間100万泊に到達するまでに。
一方で、観光業は増えていきながらも、ハード面が先行しており、コンテンツや、仕組みづくり、地域の産業との相乗効果になる連携などこれから充実させていく領域もまだまだいっぱいあります。
今回のコースでは、基本的な街づくりのポイントなどの基礎座学を踏まえたうえで、実際の宮古島の地元の事業者メンバーがゲスト講師となり、地域の課題や、これから作っていきたい宮古島の将来像や、各社の次の目標などを幅広く伝えていただき、実際の宮古島にもフィールドワークとして訪れ、現地を回りながら、地元のメンバーともディスカッションをしていき、最終的にプロジェクトのアイディアを発表するプログラムです。